表面物理化学研究室について
当研究室では、太陽光を用いて水から水素を製造できる光触媒や低コスト有機太陽電池、発光素子などのメカニズムを解明し、より性能を高める研究を行っています。今後、エネルギー問題や環境問題がさらに深刻化することが予想されており、持続可能な社会を実現するには太陽光をはじめとする自然エネルギーを利用することが不可欠です。無機材料から構成される光触媒や光電極を使うと、水を原料としたクリーンな水素を製造できます。また、有機材料は分子構造制御が容易なため、これらの材料の特性を良く理解し、長所を上手く引き出すことができれば、光捕集と光電荷分離をより精密に制御した光機能デバイスの作製が可能になります。当研究室では、これまでに培ってきた最新の分光分析技術を武器にして、これらの素材が有する未知の物性を発掘し、複合化により相乗効果を引き出すことで、これまでにない新しい原理で作動する光エネルギー変換システムを実現したいと考えています。
学生、大学院生募集！！
当研究室では、他大学からの大学院生（修士/博士課程）も募集しています。研究することが好きな方大歓迎です！興味のある方は山方まで連絡下さい。
助教募集 (公募期間を延長しました)！！
2024年4月着任の助教を募集します。
光化学、触媒科学、表面科学、材料科学、電気化学、分光計測などのバックグラウンドを持つことが望ましく、フェムト秒・ナノ秒パルスレーザーを用いた過渡吸収計測や発光寿命分光計測、電気化学計測、ガスクロマトグラフィーを用いた触媒活性評価、あるいは、無機材料合成、触媒合成、各種太陽電池の物性評価に関する研究に従事して頂く予定です。これまで従事してきた分野は問いません。また、任期の制約もありません。関心のある方は山方まで連絡下さい。
応募書類は郵送にて2023年08月28日 必着です。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D123041556&ln_jor=0
特任助教の募集！！
特任助教を随時募集しています。興味のある方は山方まで連絡下さい。
アクセス
〒700-8530
岡山市北区津島中 3－1－1 岡山大学理学部本館